このブログでは、これまでCIOの充電器やモバイルバッテリーを何度もレビューしてきました。
正直に言うと、製品だけでなく「CIOという会社」自体が大好きになってしまったので、今回は珍しく“企業目線”でCIOの魅力を深掘りしてみたいと思います。
「なんでそんなにCIOを推してるの?」と聞かれたら、この記事で語っていることが全部その理由です。
💜 CIOを好きになった3つの理由
- 薄さや小型化に、ガジェットとしての「驚き」がちゃんとある
- クラウドファンディング等を通じて「ユーザーの声」を開発に取り込んでいる
- 批判も隠さず受け止め、「次の改善」へ繋げようとする誠実な姿勢
CIOって、そもそもどんな会社?
CIOは2017年、大阪府守口市で設立された日本のガジェットメーカーです。2026年に創業10年目を迎えました。
代表の中橋翔大さんは、もともと2015年頃にスマホ本体やアクセサリーをアメリカから仕入れて売る、個人の卸売業をやっていた方でした。
その事業の中で気づいたのが「スマホ本体より、充電器やケーブルの需要のほうが圧倒的に高い」ということ。そこから2018年に方針を大きく転換し、大手メーカー出身の技術者を採用して、自社で企画・開発する体制を作り上げました。
ちなみにCIOはいわゆる自社工場を持たない「ファブレスメーカー」で、海外の優れた工場と協業しながら製品を作っています。
つまり、最初から充電器専門のエリートメーカーだったわけではなく、「ユーザーが困っている生の声」から生まれた会社なんです。
(出典:ケータイWatch インタビュー / CIO公式 会社概要)
※公式会社情報と代表インタビューをもとに整理
「わくわく」を大事にする企業理念
CIOの企業理念は「多機能と最新テクノロジーでわくわくする未来をつくる」。創業当初からのスローガンである「お客様にわくわくを届ける」という想いは、今もまったく変わっていないそうです。
印象的なコーポレートカラーの「CIO PURPLE」も、「夜明けに昇る太陽」をイメージしているとのこと。代表の中橋さんは、各製品に必ず「ワクワクポイント」を組み込むことを大事にしていると語っています(CIO公式 企業理念・代表挨拶)。
実際、CIOの製品を触っていると「うわ、薄っ!」「軽っ!」と地味に驚かされることが多くて、この理念が言葉だけじゃなく、ちゃんと製品の仕様に落とし込まれているなと実感します。
巨人「Anker」とは違う道を選んでいる
充電器業界の巨人といえば誰もが知る「Anker」ですが、CIOはあえて違う戦い方をしています。
日経クロストレンドの取材で中橋さんは、Ankerが「どんな人にも使いやすい商品」を目指すのに対し、CIOは「マス向けではなく、欲しい人がわくわくするオンリーワンのものを提供する」ことを強みにしていると語っています(日経クロストレンド)。
その象徴が、クラウドファンディング「Makuake」の使い方です。CIOはMakuakeを単なる資金調達の場ではなく、「ユーザーと交流し、要望を吸い上げる場」として位置づけています。累計30回以上も挑戦し、応援購入総額は5億円超え(2026年時点)。「CIOマグネットシリコンケーブル」に至っては、1.6万人超から2,891万円を集める大ヒットを記録しました。
製品化の過程をオープンにし、ファンが「一緒に育てた」という感覚を持てる。これが、CIOのファンが単なる「安いから買う層」ではなく、「応援したい層」になっている最大の理由だと思います。
一番好きなエピソード:炎上を「対話」に変えた話
私がCIOを「企業として」好きになった、決定的なエピソードがあります。
2025年7月、ガジェット系YouTuberのイチケンさんがCIOの充電器「NovaPort Solo2」を分解し、発熱の大きさを指摘したことでSNS上が炎上しました。中橋さん本人も「めっちゃ炎上した」と振り返っているほどです(ITmedia Mobile)。
普通の企業なら、表面的な謝罪や説明だけで終わらせてしまうかもしれません。しかしCIOは、批判の中にあった「安全な国産の充電器を作ってほしい」というユーザーの声を汲み取り、なんとイチケンさん本人に直接声をかけて、回路・熱設計の技術協力を依頼したのです。
これが「国産充電器プロジェクト」として大きく動き出し、2026年秋に第1弾の発売を予定しています。日本メーカー製部品の比率は0%からスタートし、2026年7月の発表時点では最大約59%まで引き上げたと公表されています。
💡 批判を隠さず受け止め、製品開発の力に変える。
この一件だけでなく、福袋販売のときのトラブル対応など、何かあったときの「消費者への寄り添い方」を見ていても、CIOは本当に信頼できる会社だと感じています。正直、ここが私がCIOファンでいる一番の理由です。
サポート・保証も安心材料
CIOは通常の1年保証に加えて、対象製品では製品登録(CIOメンバーズへの登録など)によって保証期間をさらに延長できる仕組みを用意しています。対象製品や申請条件は変わる可能性があるため、購入時には製品ページやパッケージの保証案内をチェックしておくと安心です。
技術力:薄さ・小型化への執念
CIOの製品には、いくつかの独自技術が搭載されています。少し専門用語になりますが、簡単に言い換えるとこんな感じです。
- NovaIntelligence: つないだ機器を自動で見分けて、最適な電力を賢く配分してくれる仕組み。
- NovaSafety / NovaSafety 2.0: 内部の温度を常に見張って、熱くなりすぎたら自動でパワーを調整してくれる安全機能。
- NovaEngine: GaN(窒化ガリウム)チップを複数搭載し、充電効率と動作の安定性向上を目指すCIOの緻密な設計技術。
- 半固体系バッテリー: CIO独自の評価基準を満たすセルと内部設計を組み合わせ、発火リスクの低減を目指す次世代技術。
なお、「半固体系」という言葉にはまだ公的・業界共通の明確な定義がありません。CIO自身も「半固体だから必ずしも安全」と単純に判断しないようユーザーに注意を促しています。名称だけでなく、採用セルや温度制御、不要になった時の回収体制まで含めて誠実に取り組んでいる点が好印象です。
(参考:CIO公式「半固体系バッテリーを採用した次世代モバイルバッテリーの展開について」)
「世界最薄」「世界最小級」といった表現には調査時点の条件が付きますが、実際に手に取ると「えっ、これでこの性能入ってるの?」と驚かされる製品が多いのは、まぎれもないCIOらしさです。
私的CIOお気に入りベスト7(2026年7月時点)
ここからは完全に私物の話です。いま手元でガシガシ使っているCIO製品の中から、「これは推せる!」というお気に入りを7つ、本音の一言つきで並べてみます。
① SMARTCOBY SLIM 5K
自分の中では原点にして最強モデル。薄くて軽くて、iPhoneの背面にピタッと付けるだけ。私のCIO沼はここから始まりました。
② SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K
最強のお守りバッテリー。厚さ約5mm・約82gという圧倒的な薄さで、カバンに入れていることを忘れるレベル。「持っててよかった〜」の安心感だけでも元が取れます。
③ Flat Spiral Cable CtoC 1.5m
ひとことで言うと神ケーブル。マグネットでクルっとまとまって、カバンの中で絡まるイライラ問題が消滅しました。一度使うと普通のケーブルに戻れません。
④ Polaris CUBE DESK
デスクの上に置いてもかわいい電源タップ。各ポートの出力W数がディスプレイに表示されるのも、ガジェット好きには地味に楽しいポイントです。半年使い込んだレビューをいずれ書く予定です。
⑤ Portable Bath Speaker
地味に手放せない、毎日愛用中のお風呂スピーカー。マグネットで浴室の壁にピタッと付いて、たまに出先にも連れて行きます。予告していた半年レビューも公開しました。
▶ CIO Portable Bath Speaker 半年レビュー|お風呂の壁にピタッと付く小さな相棒
⑥ NovaPort SLIM DUO II 65W2C
薄さ12.5mmの2ポート充電器。外出用の1軍候補として使い始めています。出張やカフェ作業で荷物を薄くまとめたい人に向く一台です。詳しくは実機レビューでまとめています。
⑦ CIO Handy Fan
とにかく所有欲を満たしてくれる、この夏の1軍候補。ファン+ペルチェ冷却+モバイルバッテリーの3WAYで男心をくすぐります。こういう「なんだこれ、面白い!」が出てくるから、CIOファンはやめられません。実機レビューはこちら。
仕様を見て、次に試してみたい5製品
お気に入りの私物に加えて、まだ手に入れていないものの「仕様を見て、次に試してみたい製品」も5点ピックアップしておきます。
※以下の5製品は、公式仕様をもとに選んだ未使用製品です。実際の使用感や発熱、取り回しは実機確認後に改めてレビューしますね。
Polaris CUBE Built in CABLE|ケーブル内蔵の電源タップ
USB付き電源タップに、55cmの電源ケーブルを内蔵。Type-C×2・USB-A×1・AC×2の合計5ポートを備え、ケーブルを本体へスッキリ収納できます。旅行や出張で、電源タップと充電器を別々に持ち歩きたくない人にピッタリです。
Polaris CUBE WALL|壁コンセントを6口に拡張
壁コンセントへ直接挿し、ACコンセント×3・USB-C×2・USB-A×1へ拡張できる電源タップ。USB-Cは単ポート最大67Wに対応し、デスク周りのごちゃつく充電器を極限まで減らしたい人に向いています。
NovaPort TRIO II 140W|CIO史上最高出力の急速充電器
USB-C×3ポート、単ポート最大140Wに対応するモンスタースペックの上位モデル。高出力対応のMacBook ProなどのノートPCとスマホをまとめて急速充電したい人向けです。3台同時充電時の配分は接続機器によって変わるため、購入前に公式の出力表も確認したいところです。
CIO Mate PowerBank002|マグネット式の入門バッテリー
USB-Cケーブル内蔵・マグネット吸着タイプの5000mAhバッテリー。ポップな6色展開で、メーカー希望小売価格は3,080円とかなりお手頃。実売価格は時期によって変わりますが、「初めてのCIO製品」として気兼ねなく選びやすい入門モデルです。
SMARTCOBY SLIM II Wireless2.0 SS5K|半固体系バッテリー採用モデル
厚さわずか8.7mm、Qi2最大15Wのワイヤレス充電に対応した5000mAhバッテリー。CIOが定める半固体系セルと内部設計を採用しています。「半固体」という名称だけで安全性を判断せず、薄さや温度制御の実力も含めてじっくり試してみたい次世代の一台です。
これまでレビューしたCIO製品まとめ
私が実際に自腹で購入し、使い込んでからレビューした製品の一覧です。あわせてチェックしてみてください。
- CIOのおすすめ充電グッズ6選
- CIO SMARTCOBY SLIM Ⅱ Pro 8Kレビュー
- CIO Handy Fan 実機レビュー
- CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2Cレビュー
- プライムデー ガジェット編(CIO製品多数掲載)
まとめ:応援したくなる会社って、こういうことだと思う
正直、充電器なんて「安くてそこそこ動けばいいや」で済ませることもできます。
でもCIOという企業を見ていると、企業としての誠実な姿勢・テクノロジーへの執念・ユーザーとの近い距離感、その全部に「わくわく」が宿っていて、つい追いかけたくなるんです。
もし次に充電器やモバイルバッテリーを買うタイミングがあれば、ぜひ一度CIOの製品を触ってみてください。きっと「あ、これ地味に最高だな」と、私の言っている感覚が分かってもらえるはずです!
よくある質問 (FAQ)
Q. CIOはどこの国のメーカーですか?
日本のガジェットメーカーです。大阪府守口市に本社があり、2017年に設立されました。自社工場は持たず、海外の工場と協業して製造する「ファブレスメーカー」という形をとっています。
Q. CIOとAnkerはどちらがおすすめですか?
どちらも素晴らしいメーカーですが、強みが違います。Ankerは万人受けする手堅い定番製品が多く、CIOは「極限の薄さ」「ワクワクするデザイン」「最新の独自機能」に力を入れた尖った製品が目立ちます。自分に必要な出力やサイズ、デザインの好みで選べば失敗しませんよ。
他のCIO充電グッズと比べながら、自分に合う一台を選びたい方はこちらもどうぞ。
→ CIO充電器・モバイルバッテリーの選び方|実際に使ったおすすめを用途別に紹介



![CIO 超薄型モバイルバッテリー [4.98mm] MagSafe対応](https://m.media-amazon.com/images/I/31MD4AfB4PL._SL500_.jpg)


![CIO 充電器 65W USB-C 2ポート 薄型[12.5mm] 軽量 180°スイングプラグ ノート…](https://m.media-amazon.com/images/I/21C2Xnop7FL._SL500_.jpg)



コメント