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折りたたみスマホは今が買い時?Galaxy Z Fold8登場で変わる狙い目と今後を考える

折りたたみスマホが選べるようになった2026年、今買うか待つかを考えるコラムのアイキャッチ モノ(ニュース・トレンド)

Galaxy Z Fold8が発表され、2026年8月7日の国内発売を前に、折りたたみスマホがまた大きく動き始めました。

でも、最新モデルだけを見て「Fold8が一番いい」と決めてしまうのは、少しもったいない気がしています。

新モデルが出ると、ひとつ前のモデルは価格が動く可能性があります。買い替えた人の端末が中古市場へ出てくることもあります。そして2026年後半には、Appleが折りたたみ市場へ参入するという予測も出ています。

さらに日本では、GalaxyとPixelだけでなく、OPPO、nubia、Motorolaまでブック型へ入ってきました。

つまり今は、最新機種をすぐ買うかどうかだけではなく、折りたたみスマホそのものが次の段階へ入る直前なのかもしれません。

わたしはGalaxy Z Fold5で折りたたみスマホを使い始め、現在はFold7をメインで使っています。Fold5も手書き用として手元に残しているので、折りたたみ生活は3年目をすぎ、4年目に入りました。

一方で、Fold8はかなり気になりながらも、今回は見送るつもりです。

▶ その判断の詳細はこちら:Fold 7ユーザーがGalaxy Z Fold8に買い替えるか本気で考えた|欲しい、でも見送る3つの理由

この記事では、実機を持っていないFold8をレビューするのではありません。Fold5とFold7を使ってきた立場から、折りたたみスマホがどこまで進化したのか、今買うなら何が狙い目なのか、そしてGoogle・Apple・そのほかのメーカーが今後どう動きそうなのかを整理します。

※この記事は2026年8月8日時点の公式発表、市場調査会社の予測、報道情報をもとにしています。未発売製品については「公式」「報道・予測」「噂」を分けて記載します。Fold8、次期Pixel、折りたたみiPhoneの実機レビューではありません。価格や在庫は変動するため、購入前に販売ページで再確認してください。

先に結論:いま全員がFold8を買う必要はない

  • 最新の軽さや新しい4:3画面を重視するなら、Fold8は有力候補
  • 完成度と価格のバランスを重視するなら、中古価格が下がったFold7が狙い目
  • S Penと安さを重視するならFold6中古も候補。ただし保証と状態確認は必須
  • 次期Pixelまで比較したい人は8月13日、折りたたみiPhoneまで見たい人は9月以降まで待つ理由がある
  • OPPO Find N6、nubia Fold、motorola razr foldも国内候補になった
  • 折りたたみを一度試したい人と、毎年買い替える人では正解が違う

わたし自身の結論は「Fold7を使い続けて、次の動きを見る」です。

ただし、Fold7以前から乗り換える人や、初めて折りたたみを買う人にとっては、Fold8登場後の今は選択肢が増える面白い時期だと思っています。

折りたたみスマホは「実験機」から「普通に使えるスマホ」へ

折りたたみスマホの歴史は、まだそれほど長くありません。

初期は「画面が折れる」という驚きが中心でした。しかし世代を重ねるにつれて、ヒンジ、耐久性、防水、外側画面、薄さ、重さといった、毎日使ううえでの現実的な弱点が少しずつ改善されています。

Galaxy Foldの7年間を振り返る

Galaxy Foldシリーズ8世代の進化をまとめた年表
初代からFold8まで8世代。2025年以降の変化幅が特に大きいことが分かります

Galaxyの歴史を見ると、折りたたみがどこで「実用品」になっていったのかが分かります。

モデル 大きな転換点
2019年 初代Galaxy Fold 発売前の問題を受けて一度延期。構造を改善し、日本ではauから発売
2020年 Galaxy Z Fold2 外側画面を6.2インチへ大型化。閉じたままでも使いやすくなった
2021年 Galaxy Z Fold3 シリーズ初のIPX8防水とS Pen対応
2022年 Galaxy Z Fold4 Android 12L、タスクバー、画面分割など大画面の使い道を強化
2023年 Galaxy Z Fold5 隙間を抑えるFlex Hingeを採用。国内SIMフリー版も登場
2024年 Galaxy Z Fold6 Galaxy AI、IP48、薄型・軽量化
2025年 Galaxy Z Fold7 215g、折りたたみ時8.9mm、8インチ、2億画素へ大幅刷新
2026年 Galaxy Z Fold8/Fold8 Ultra 無印を201g・4:3の横長型へ再設計。従来型に近い上位機をUltraとして分けた

初代は「本当に折れるのか」が話題の中心でした。Fold3で防水とペン入力、Fold4で大画面用の操作、Fold5でヒンジ、Fold7で薄さと軽さが改善され、毎日のスマホとして選びやすくなっています。

逆に言えば、最新モデルほど必ず自分に合うわけではありません。Fold7ではS Pen対応がなくなり、Fold8では画面の形そのものが変わりました。折りたたみは、スペック表の上下だけでなく「何を優先した世代か」を見る必要があります。

PixelとOPPOが「別の正解」を持ち込んだ

Googleは2023年に初代Pixel Foldを日本へ投入し、2024年のPixel 9 Pro Foldで内側画面を8インチへ拡大。2025年のPixel 10 Pro FoldではIP68、ギアレスヒンジ、Qi2へ進みました。

正直に書くと、このときもかなり迷いました。Androidを作っている会社が出す折りたたみは、ソフト面での作り込みに期待したくなります。結局はGalaxyで積み上げた使い方を優先しましたが、「次に折りたたみを選ぶときは候補に入る」と思わせるだけの完成度はありました。

OPPOは2021年に初代Find Nを海外で発表し、横に広い画面、薄さ、バッテリーと充電速度でGalaxyとは違う方向を磨いてきました。そして2026年4月、Find N6がOPPOのブック型として初めて日本へ正式投入されています。

折りたたみの進化は、もうGalaxyだけの年表では語れません。画面比率、薄さ、重さ、電池、カメラ、OS連携のどれを優先するかで、メーカーごとの答えが分かれ始めています。

Fold5からFold7で、わたしの使い方はどう変わったか

この流れを自分の体験で一番強く感じたのが、Fold5からFold7へ乗り換えたときでした。

Fold5は大画面の便利さがある一方で、閉じたときの厚さや重さ、細めのカバー画面など、「折りたたみを使っている感」が強い端末でした。

Fold7では薄さと軽さ、カバー画面の使いやすさが大きく改善され、閉じたまま普通のスマホとして使う時間が増えました。正直、わたしは8割くらい閉じたまま使っています。

「それなら折りたたみを買った意味は?」とも思いますが、必要なときだけ開いて漫画や動画を大画面で楽しめる。この選択肢が常にポケットに入っていることが、折りたたみの価値だと思っています。

折りたたみを毎日開くことが正解ではありません。普段は普通のスマホとして邪魔にならず、必要なときだけ小さなタブレットになる。この状態へ近づいたのがFold7でした。

▶ 詳しい使用感:Galaxy Z Fold7を長期間使ったレビュー

Fold8は、折りたたみの次の段階を示した

Fold8で注目したのは、単純な性能向上だけではありません。

無印Fold8は約201gまで軽くなり、開いた画面は本に近い4:3へ変わりました。一方で、Fold7より厚くなり、画面の対角サイズやカメラ構成も変わっています。

つまり、すべての数字が順当に良くなった製品ではありません。

軽さと画面比率を優先して、従来の縦長Foldとは違う使い方を提案したモデルです。漫画やYouTubeを楽しむ時間が多いわたしには、この方向転換がかなり気になります。

ただし、実機を触らずに「4:3が絶対に使いやすい」「14gの軽量化をはっきり体感できる」とは言えません。ケースやスマホリングを付ければ、重さの差が小さく感じられる可能性もあります。

Fold8そのものへ買い替えるか悩んだ結論は、別の記事で詳しく書きました。

▶ 関連記事:Fold7ユーザーがGalaxy Z Fold8を見送る3つの理由

Fold8登場後、いま狙い目になるのはどれか

新モデルが出たからといって、旧モデルが必ず大幅値下げされるわけではありません。

メーカー直販は在庫終了が先に来ることもあります。キャリアは端末返却プログラム込みの負担額を前面に出します。中古価格は、買い替えによる売却が増えてから動くことがあります。

そのため「定価」だけを見るのではなく、次の4つを分けて確認する必要があります。

  1. メーカー公式の販売価格と在庫
  2. キャリアの一括価格と返却条件
  3. 家電量販店・ECサイトの実売価格
  4. 中古端末の価格、保証、状態

用途別に考えると、この4つ

選択肢 向いている人 注意点
Galaxy Z Fold8 201gの軽さと4:3画面を重視し、最新モデルを長く使いたい人 256GBは269,880円。画面比率変更との相性は実機確認推奨
Galaxy Z Fold7 薄さ、8型画面、2億画素カメラと価格のバランスを重視する人 新品の公式価格差は小さい。中古は状態確認が必要
Galaxy Z Fold6 S Penを使いたい人、費用を抑えて折りたたみを試したい人 Fold7より厚く重い。保証、ヒンジ、内側画面を確認
次期Pixel・iPhone待ち Galaxy以外も比較してから決めたい人 発売時期や仕様が未確定。待てば必ず安くなるとは限らない

新品ならFold8、中古ならFold7が気になる

Fold7を1年使った実感として、完成度はかなり高いです。

薄くて軽く、カバー画面も普通のスマホに近い。大画面を開きたいときだけ開けるという、折りたたみの理想にかなり近づいています。

弱点は、発熱と電池持ちです。それでも中古価格が十分に下がるなら、初めての折りたたみとして有力候補になります。

ちなみに中古で買う場合も、いま使っている端末を売る場合も、フリマアプリを使えるかどうかで総額はかなり変わります。折りたたみは元の価格が高いぶん、売却額の差もそのまま大きくなります。

▶ 使ったことがない方はこちら:メルカリの始め方|初めてでも迷わない手順

2026年8月5日に確認したイオシスの販売例では、Fold7が164,800〜174,800円、Fold6が109,800円からでした。新品のFold7はSamsung公式で265,750円のままで、Fold8の269,880円との差はわずかです。

新品同士ならFold8も比較し、中古で価格差が大きいならFold7を検討する、という見方が現実的です。

ここで注意したいのは、Fold8が出たからFold7の公式価格が必ず下がるわけではないことです。値下げされる前に色や容量が在庫切れになり、そのまま販売終了になる可能性もあります。

Fold6は発売から約2年が経ち、端末返却プログラム由来の中古が増え始める時期です。一方、Fold7の返却品が本格的に増えるのは2027年以降と考えられます。底値を当てにいくより、欲しい状態と保証がある端末を納得できる価格で選ぶ方が失敗しにくいと思います。

中古の折りたたみで必ず見たいところ

  • 内側画面の折り目周辺に線、黒点、浮きがないか
  • 純正保護フィルムが剥がれかけていないか
  • ヒンジが最後まで開き、左右に不自然なガタつきがないか
  • メーカー保証や販売店保証が残っているか
  • 利用制限、バッテリー状態、修理歴が確認できるか

普通のスマホ以上に、内側画面とヒンジの修理費が重くなります。数万円安いだけなら、保証のある認定中古や状態の良い個体を優先したいところです。

買うと決めたら、次に必要になるもの

本体の価格と在庫は、公式よりも実売のほうが動きが早いです。いま実際にいくらで買えるのかだけ、先に見ておくのもアリだと思います。

そしてもうひとつ。折りたたみは本体を買って終わりではありません。普通のスマホ用のケースもフィルムも使えないので、本体と一緒に考えることになります。

わたしはFold7のとき、ケースとフィルムを選ぶだけで記事が1本ずつ書けるくらい迷いました。Fold8はサイズと画面比率が変わったため、Fold7用がそのまま流用できるわけではありませんが、「折りたたみのケース・フィルムで何を見るか」という基準そのものは共通です。

Galaxy Z Fold7のケース選び保護フィルムの選び方

Googleの次期折りたたみPixelは8月13日に見えるか

まず公式に確認できるところから整理します。

現行の最新モデルは、2025年10月9日に国内発売されたGoogle Pixel 10 Pro Foldです。Google公式価格は256GBが267,500円。内側8インチ、外側6.4インチ、Tensor G5、16GBメモリ、IP68、Qi2対応で、Fold8と同じ価格帯にいます。

そしてGoogleは、Pixel 11シリーズを「Made by Google」で発表すると案内しています。ここで注意したいのが、予約開始と発表のタイミングがずれていることです。

  • 予約開始:日本時間 2026年8月12日(水)23時
  • 発表(内容が分かる):日本時間 2026年8月13日(木)午前7時(現地時間8月12日18時)

つまり予約が始まる時点では、まだスペックも価格も分かりません。内容を見てから決めたい人は、8月13日の朝まで待つことになります。

ただし8月8日時点で、Googleが公式に案内しているのは日程までです。折りたたみモデルの名称、仕様、日本価格、発売日はまだ発表されていません。

次期モデルは「Pixel 11 Pro Fold」が有力。ただし未発表

複数の報道では、次期折りたたみモデルは「Google Pixel 11 Pro Fold」になるとみられています。

報じられている主な内容は、次のとおりです。

項目 報道・リーク段階の情報
発表候補 2026年8月13日(日本時間)のPixel 11シリーズ発表会
海外発売候補 8月20日前後との説
チップ Tensor G6説
画面 外側約6.5インチ、内側約8インチ説
メモリ 16GB説。12GBとする別情報もある
重量・厚さ 約239g、折りたたみ時約10.1mmとの説
価格 米国1,899ドルからとの掲載情報

この表は確定仕様ではありません。特に重量、バッテリー、価格は情報が割れているため、発表前に購入判断の材料として固定しない方が安全です。

日本発売は有力だが、正式決定ではない

Pixel Fold、Pixel 9 Pro Fold、Pixel 10 Pro Foldは、3世代続けて日本で発売されました。Googleが日本向けにPixel 11シリーズの予約開始も予告しているため、次期Foldも日本投入の可能性は高いと考えられます。

それでも、発表されるまで「8月20日に日本発売」とは言えません。過去3世代も日本発売月は7月、9月、10月と一定ではありませんでした。

Googleの強みは、Androidそのものを作る会社が、折りたたみ向けの画面分割やAI機能まで一体で設計できることです。Fold8を急いで予約する必要がない人なら、まず8月13日朝の発表を見てから比較しても遅くないと思います。

折りたたみiPhoneは本当に2026年に出るのか

結論から言うと、Appleは2026年8月5日時点で、折りたたみiPhoneを正式発表していません。

「iPhone Fold」「iPhone Ultra」といった名前も通称です。正式名称、仕様、価格、発売日、日本投入の有無はすべて未発表です。

そのうえで比較的有力なのが、2026年9月にiPhone 18 Proシリーズと一緒に発表され、販売は10〜12月へずれるというシナリオです。Bloombergは9月発表の計画を報じていますが、技術的な課題によって2027年へ遅れる可能性を伝える報道もあります。

現在出ている主な予測

項目 現時点の有力な報道・予測
Galaxy Z Foldのような横開きのブック型
画面 内側約7.8インチ、外側約5.5インチ説
操作 開いた状態でiPadに近い画面構成になるとの報道
認証 側面ボタンのTouch ID、Face ID非搭載説
カメラ 背面2基+外側・内側の前面カメラ説
折り目 目立ちにくくする新しいヒンジや素材を採用するとの予測
価格 1,999〜2,500ドル予測。日本円では単純換算32万〜40万円程度
供給 初年度700万〜1,000万台規模の予測。発売直後は品薄の可能性

「折り目が完全になくなる」「日本価格は40万円」「9月に発売決定」といった言い方は、今の段階ではできません。

それでもApple参入を無視できないのは、端末1台の話で終わらないからです。iPadに近い大画面UI、アプリ開発者の対応、MacやAirPodsとの連携が折りたたみに入れば、市場全体の基準が変わる可能性があります。

わたしが折りたたみiPhoneを待ちたい理由

市場調査会社はAppleの参入を見込んでいますが、製品名、発売日、価格、仕様は変更される可能性があります。

それでもわたしが待ちたい理由は、iPhoneとAndroidの2台持ちをしているからです。

iPhoneの連携の良さは手放しにくい。一方で、自由度や大画面の使い方はGalaxyが好みです。もしAppleがブック型の折りたたみを出すなら、どちらが上かではなく、自分の生活にどちらが合うかを実際に比べたいと思っています。

▶ 関連記事:GalaxyとiPhone・MacをつなぐQuick Shareの使い方

日本はすでにGalaxyとPixelだけではない

折りたたみスマホ各社の立ち位置マップ
各社の狙いどころを2軸で整理。OPPO・nubia・Motorolaを含め、日本で買えるブック型はここまで増えました。破線は未発表・予測のため、確定情報ではありません

ここは調べていて、わたし自身も認識を更新した部分です。

「中国メーカーが今後、日本へ入ってくるかもしれない」ではなく、2026年の日本では、すでにOPPO、nubiaがブック型を正式販売し、Motorolaも参入済みです。

メーカー・機種 2026年8月5日時点の国内状況 特徴
OPPO Find N6 2026年4月15日発売 8.1インチ、225g、6,000mAh、国内で修理・購入可能
nubia Fold 2025年12月発売 ワイモバイルから販売中
motorola razr fold 2026年8月4日発売 Motorola初の国内ブック型。公式直販価格は299,800円
Xiaomi MIX Flip系 海外製品あり。国内正式販売は未確認 日本語サポート情報だけでは国内発売と判断できない
HONOR Magic V系 海外製品あり。国内正式販売は未確認 薄型モデルで注目されるが、日本の販売基盤は限定的
Huawei Mate X系 海外製品あり。国内正式販売は未確認 GMS非対応が日本の一般利用では大きな壁
vivo X Fold系/OnePlus Open 海外製品あり。国内正式販売は未確認 対応バンドと国内保証を含めて慎重な判断が必要

OPPO Find N6は、au、IIJmio、量販店、AmazonのOPPO公式などで購入できます。8.9mm、225g、6,000mAh、最大80W有線・50Wワイヤレス充電、IP56/IP58/IP59という仕様は、Galaxyとは違う強みがあります。

以前、わたしもOPPO Find N6が気になってかなり調べました。しかし、最終的には今のFold7を使い続けることにしました。スペックだけでなく、Galaxyで積み上げた使い方、アクセサリー、データ移行まで含めると、買い替えの意味が薄かったからです。

▶ 関連記事:OPPO Find N6が気になって調べた結果

海外版は、安さやスペックだけで選べない

海外では、薄さ、折り目、カメラ、バッテリーなど、Galaxyを上回る部分を持つ製品も増えています。

ただし、海外版を個人輸入すれば同じように使えるとは限りません。

  • 日本の技適を取得しているか
  • 国内の対応バンドと相性がいいか
  • VoLTEやeSIMが正しく使えるか
  • おサイフケータイに対応するか
  • 故障時に国内で修理できるか
  • 内側画面やヒンジまで保証されるか

折りたたみは構造が複雑で、普通のスマホ以上に修理と保証が重要です。「日本語ページがある」「日本の通信バンドを一部含む」「海外通販で買える」というだけでは、日本の正式販売とは言えません。

これからの折りたたみ市場はどうなる?

調査会社の数字には集計方法による差がありますが、方向性は共通しています。

  • Counterpoint Researchは、2026年の世界出荷を前年比約20%増と予測
  • IDCは、2026年を前年比約30%増、2025〜2029年の年平均成長率を約17%と予測
  • Counterpointは、2026年の折りたたみ出荷でブック型が約76%を占めると予測
  • TrendForceは、2028年に折りたたみがスマホ全体の約4.8%になるとの見通しを公表

数字の幅はありますが、ブック型が市場の中心になり、折りたたみ全体が通常のスマホより速いペースで成長する、という見方は一致しています。

1. ブック型が選びやすくなる

Samsungだけでなく、Google、OPPO、nubia、Motorola、さらにAppleまでブック型へ入れば、画面比率、重さ、カメラ、バッテリー、OS連携で選べるようになります。

日本ではキャリアと修理網のある製品が増え始めたため、「Galaxy以外は海外版しかない」という状況から抜けつつあります。

2. 型落ちと中古が現実的な入口になる

新品30万円前後の端末を全員が買えるわけではありません。新機種の投入が続けば、旧世代や中古が折りたたみへの入口になります。

ただしAppleが参入しても、すぐ市場全体が安くなるとは限りません。IDCはAppleの折りたたみを平均約2,400ドルの超高価格帯と予測しており、むしろ市場平均価格を押し上げる可能性があります。

安さだけで選ばず、保証と端末状態を含めた総額で判断する必要があります。

3. アプリと修理体制が競争になる

利用者が増えれば、開いた大画面、画面分割、折り曲げた状態を活かすアプリも増えます。端末の薄さだけでなく「開いた画面を何に使えるか」が競争になるはずです。

同時に、内側画面やヒンジを国内で直せるか、保証がどこまで及ぶかも選ぶ理由になります。折りたたみでは、スペック競争と同じくらい、壊れたときの安心が重要です。

4. Apple参入は市場拡大と高価格化の両方を進める

Appleが本当に参入すれば、折りたたみを知らなかったiPhoneユーザーにも一気に選択肢として認識されます。

これはSamsungにとって脅威である一方、折りたたみ市場全体には追い風です。競争が増えれば、完成度、アプリ対応、保証の改善につながる可能性があります。

ただし価格については、当面は20万〜30万円台を中心とする高級カテゴリーが続くと見ています。「Appleが出れば、折りたたみが一気に安くなる」という期待は持ちすぎない方がよさそうです。

わたしが考える、2026年後半の買い方

今後の予定を時系列に並べると、焦って今日決める必要がある人と、待った方がいい人が見えやすくなります。

時期 確認したい動き 買い方への影響
8月4日 motorola razr fold国内発売(発売済み) Galaxy以外の国内ブック型がさらに増える
8月7日 Galaxy Z Fold8/Fold8 Ultra国内発売 Fold7・Fold6の在庫と中古相場を再確認
8月12日 23時 Pixel 11シリーズ 予約開始 この時点ではまだ内容が分からない
8月13日 7時 Pixel 11シリーズ発表(日本時間) 次期Foldの有無、仕様、日本価格を比較
9月以降 Appleの新製品発表時期 折りたたみiPhoneが本当に出るか確認
2026年秋以降 旧モデル・中古在庫の変化 Fold6・Fold7を価格重視で選びやすくなる可能性

Fold8の形と軽さが刺さっている人は、無理に待つ必要はありません。反対に、Fold7を持っている人、GoogleやAppleも気になる人、価格を重視する人は、少なくとも8月13日の朝まで待つ価値があります。

今買ってもいい人、待った方がいい人

折りたたみスマホを今買うか待つかの判断フローチャート
迷ったときの判断の流れ。3つの質問で自分の答えが見えます。※折りたたみiPhoneまで見たい場合は、Pixelの発表よりさらに先(9月以降)になります

今買ってもいい人

  • 漫画、動画、電子書籍をスマホの大画面で楽しみたい
  • 画面分割で2つのアプリを同時に使いたい
  • 欲しい機種と納得できる価格がすでに見つかっている
  • 端末を3年以上使う予定で、最新モデルの価格を回収できる
  • 国内保証と修理体制まで確認できている

少し待った方がいい人

  • Fold7の値下がりや中古相場を確認したい
  • 8月13日朝の次期Pixel発表と比較したい
  • 折りたたみiPhoneの正式発表を見てから決めたい
  • いま使っているスマホに大きな不満がない
  • 折りたたみを何に使うか、まだ決まっていない

まとめ:2026年は「最新を買う年」ではなく「選べるようになる年」

初代Galaxy Foldが登場したころ、折りたたみスマホは未来を先取りするための高価な実験機に見えました。

そこから世代を重ね、Fold7では普通のスマホに近い薄さと使いやすさまで進化しました。Fold8はさらに軽さと新しい画面比率を提示しています。

そして次には、8月13日のGoogle発表、Appleの参入予測、OPPO・nubia・Motorolaを含む国内メーカー競争があります。

だから2026年は、全員が最新のFold8へ飛びつく年というより、自分に合う折りたたみを選べるようになる年なのだと思います。

わたしはFold7を使い続けながら、次のPixelと折りたたみiPhoneを見ます。

一方で、Fold8発売後にFold7の中古価格が下がるなら、これから折りたたみを始める人にはかなり面白い選択肢になるはずです。新品価格が変わらないなら、Fold8との価格差が小さいため、無理に型落ちを選ぶ必要はありません。

高いからこそ、勢いだけでは買わない。でも、折りたたみという形そのものは、4年目に入った今も手放せません。

価格と新機種の情報が出そろったら、改めて「結局どれを選ぶか」を更新していきます。

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