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Fold 7ユーザーがGalaxy Z Fold8に買い替えるか本気で考えた|欲しい、でも見送る3つの理由

Galaxy Z Fold8に買い替えるか検討した記事のアイキャッチ モノ(レビュー)

この記事を書くのが、正直かなり遅くなりました。

Galaxy Z Fold8が発表されたのは7月22日。

それから1週間、実機を触った方のレビューを読み漁って、迷いに迷っていたからです。

わたしはFold 7を1年使っています。

折りたたみ自体はFold 5から数えて3年目。

つまり買い替えるかどうかを、当事者として真剣に考える立場にいます。

結論から書きます。今回は我慢します。

でも「興味がない」からではありません。

むしろ逆で、欲しすぎるくらいです。それでも見送る理由を、正直に書いていきます。

Galaxy Z Fold8の本体イメージ
Galaxy Z Fold8。8月7日発売、価格は269,880円から(画像:Samsung公式サイトより)

ざっくり言うと

  • Fold 7を1年使った満足度はかなり高い。Fold 5からの進化は圧倒的だった
  • それでも気になっていたのは発熱電池持ちの2点
  • Fold 8の軽さ(201g)とブック型の4:3画面には、正直かなり惹かれている
  • ただし数字を並べると、軽くなった代わりに厚くなり、画面は小さくなっている
  • 同時発表のUltraはむしろ「正統進化」。ただ、それも決め手にはならなかった
  • 結論は見送り→理由は「7への満足度」「価格」「iPhone折りたたみ待ち」の3つ

まず、Fold 7を1年使った正直な満足度

先に前提を共有しておきます。Fold 7の満足度は、1年経ってもかなり高いままです。

折りたたみデビューはFold 5でした。

そこからFold 7に乗り換えたとき、薄さ・軽さ・カバー画面の大きさで圧倒的な進化を感じたんです。「2世代でここまで変わるのか」と素直に驚きました。

ちなみにFold 5は今も手元にあって、手書きでメモを取りたいときなどに半現役で使っています。

完全に引退させられないくらいには、折りたたみという形が生活に馴染んでいます。

▶ Fold 7そのものの詳しい話はこちら:Galaxy Z Fold7 長期レビュー

それでも、気になっていたことが2つあります

満足度が高いと書きましたが、不満がゼロだったわけではありません。1年使って明確に気になった点が2つあります。

① 発熱が、結構気になった

これは正直かなり気になりました。折りたたみという構造上、放熱に使えるスペースが限られるのは分かるのですが、使っていて「熱いな」と感じる場面がそれなりにありました。

② 電池持ちは、お世辞にもいいとは言えない

もう1つがこれです。大画面を2枚持ち歩いているようなものなので仕方ない面はありますが、「今日は持つかな」と気にする日があるのは事実でした。

わたしがモバイルバッテリーを何台も持ち歩いているのは、ガジェット好きという理由半分、この電池持ちが理由半分だったりします。

つまりわたしがFold 8に期待していたのは、この2点の改善でした。そこを軸に、発表内容を見ていきます。

Fold 8で「おっ」と思ったのは、軽さとブック型

発表を見て、真っ先に反応したのは軽さブック型の画面比率でした。

Galaxy Z Fold8の4:3ディスプレイ比率
開くと4:3。従来の縦長から、本に近い比率に変わりました(画像:Samsung公式サイトより)

Fold 7のとき、縦長のカバー画面が大幅に刷新されて薄くなり、「縦に長いなあ」と思いつつも、使ってみるとさほど気になりませんでした。

でも改めてFold 8のブック型を見ると、かなり使いやすそうに見えるんです。

というのも、わたしが折りたたみを使う用途の大半はコンテンツ消費だからです。漫画を読む、YouTubeを見る。この2つが圧倒的に多い。本に近い比率になるなら、そこはまさに刺さります。

ただ、数字を並べると見えてくるトレードオフ

ここで冷静になるために、Fold 7とFold 8の数字を並べてみました。そうすると、単純な「進化」ではないことが見えてきます。

Fold 7(いま使用中)Fold 8
重量約215g約201g(−14g)
メイン画面約8.0インチ約7.6インチ(−0.4)
画面比率縦長4:3
折りたたみ時の厚さ約8.9mm約9.7mm(+0.8)
開いたときの厚さ約4.2mm約4.5mm(+0.3)
カメラトリプルデュアル

軽くはなりました。でも厚くなって、画面の対角は小さくなっています。カメラも1つ減っています。

これは劣化というより設計思想の変更だと思っています。縦長をやめて4:3にした結果、横幅が広がって縦が縮んだ。対角インチだけ見ると小さくなりますが、漫画の見開きや動画を見る面積としては、むしろ効率が上がっている可能性がある

ただ、これは実機を触らないと判断できません。スペック表だけで「良くなった」とも「悪くなった」とも言い切れないところです。

Galaxy Z Fold8のデザインと薄さ
薄さは正常進化というより、比率変更とのトレードオフに見えます(画像:Samsung公式サイトより)

そしてもうひとつ、正直に書いておきたいことがあります。14gの差は、ケースを付けたら誤差になります。

わたしは本体+PITAKAのケース+AULUMU G09(スマホリング)という構成で使っています。この状態が実際に持ち歩いている重さなので、本体だけで14g軽くなっても、体感にどこまで効くかは正直わかりません。

正統進化はUltra。でも、わたしが注目しているのは無印のほうです

今年はもう1台、Galaxy Z Fold8 Ultraが同時に発表されました。こちらにも触れておきます。

スペックを並べると、面白いことが見えてきます。

Fold 7(使用中)Fold 8Fold 8 Ultra
重量約215g約201g約215g
メイン画面約8.0インチ約7.6インチ(4:3)約8.0インチ
閉じたときの厚さ約8.9mm約9.7mm約8.9mm
開いたときの厚さ約4.2mm約4.5mm約4.1mm
カメラトリプルデュアルトリプル
価格(256GB)269,880円296,780円

Ultraは、重さも画面サイズも閉じたときの厚さも、Fold 7とほぼ同じです。そのうえで開いたときだけ0.1mm薄くなり、カメラはトリプルのまま維持されている。

つまりUltraのほうが「正統進化」なんです。同じ形のまま、中身が順当に良くなっている。Fold 7の後継として素直なのは、間違いなくこちらだと思います。

ただ、正直に書くと——その正統進化が、わたしにとっては買い替えの決め手にならなかったんです。

同じ重さ、同じ画面サイズ、同じ厚さ。着実に良くはなっているのですが、「これがないと困る」と思えるほどの変化ではありませんでした。しかも価格は296,780円からと、無印より約3万円高い。

むしろ気になっているのは、無印のほうです。

無印は正統進化ではありません。軽くなった代わりに厚くなり、画面も小さくなっている。でも4:3という新しい提案がある。漫画やYouTubeがメインのわたしにとっては、こっちのほうが「使い方が変わるかもしれない」と思わせてくれます。

順当に良くなったUltraより、賭けに出た無印のほうが気になる。我ながら天邪鬼だなと思いますが、正直な感覚としてはそうでした。

それでも今回は我慢します。理由は3つ

発表から1週間、実機を触った方のレビューを読み漁りました。かなり欲しい。欲しすぎます。それでも、今回は見送る方向で考えています。

① Fold 7の満足度が、1年経っても薄れていない

これが一番大きい理由です。「そろそろ不満が出てきたから買い替える」という状態なら迷わなかったと思います。でも実際は、1年使ってもまだ満足している。発熱と電池持ちという不満はありますが、買い替えを正当化するほどのストレスかというと、そこまでではありません。

② 価格が高い。一般人はそう簡単に買い替えられない

Fold 8は269,880円から(12GB+256GB)。512GBで299,880円、1TBだと359,880円です。

毎年新機種をレビューされているトップレビュアーの方々と違って、わたしのような一般ピープルは、そう簡単に買い替えられません。ここは見栄を張らずに書いておきたいところです。

30万円近い買い物を「1年前の機種に不満はないけど新しいから」で決めるのは、さすがに自分を納得させられませんでした。

③ 今年の本命は、iPhoneの折りたたみ

そして3つ目。これが個人的には一番大きいかもしれません。今年はiPhoneの折りたたみが出ると噂されています。

しかもブック型になるという話もある。

わたしは今、iPhoneとAndroidの2台持ちをしていて、これがかなり気に入っています。iPhoneのOSでかゆいところに手が届かない部分を、Androidがカバーしてくれる。そういう補完関係になっているんです。

ただ、iPhoneのシームレスな連携はやっぱり手放せません。もしそのiPhoneが折りたたみになって、しかもブック型なら——まずは両方を見比べてから決めたい。そう思うのが自然でした。

※ iPhoneの折りたたみについては現時点で噂の段階です。発表されていない製品なので、確定情報ではない点はご承知おきください。

Galaxy Z Fold8シリーズ3機種のラインナップ
今年はFold 8・Fold 8 Ultra・Flip 8の3機種展開。Ultraは8.0インチ・約215gで296,780円から(画像:Samsung公式サイトより)

むしろFold 7は、今が狙い目かもしれません

見送る立場から、ひとつ提案があります。

Fold 8が出たことで、Fold 7の価格が下がるなら、これはかなり良い選択肢だと思います。

1年使った実感として、Fold 7は完成形に近いと感じています。薄くて軽くて、カバー画面も大きい。発熱と電池持ちという弱点はありますが、それを差し引いても完成度は高い。

人に勧めるかと聞かれたら、完全におすすめします。そこに値下がりが乗るなら、なおさらです。

折りたたみを3年使って思う、向き不向き

最後に、Fold 8を検討している方に向けて、3年使ったからこそ言える正直なところを書いておきます。

「普通のスマホでよかったかも」と思う瞬間もある

ガシガシ使う場面では、開閉式という構造上、どうしても耐久性が気になります。アウトドアやアクティビティのときは、「今日は普通のスマホのほうがよかったな」と思うことが正直あります。

ケース選びには、ジレンマがあります

Fold 7をフルカバーするケースにすると、どうしても重くなります。でもフルカバーにしないと、守れるのは半分だけ。

わたしは薄さと軽さを手放したくなかったので、半分しか守らない方を選びました。これは正解・不正解の話ではなく、何を優先するかの話だと思います。

▶ ケース選びで悩んだ話:Galaxy Z Fold7のケースおすすめ

▶ 画面の保護について:Galaxy Z Fold7の保護フィルムの選び方

まとめ:欲しい。でも今回は見送ります

Fold 8は、間違いなく魅力的な機種です。軽さもブック型の画面比率も、わたしの使い方には合っていると思います。

それでも見送るのは、Fold 7がまだ十分に良いからであり、30万円という金額に自分を納得させられなかったからであり、iPhoneの折りたたみを見てから決めたいからです。

同じ形のまま順当に良くなったUltraではなく、形そのものを変えてきた無印のほうに惹かれている——というのが、いまの正直な気持ちです。

逆に言えば、Fold 5以前を使っている方や、これから折りたたみに入る方には、Fold 8はかなり良いタイミングだと思います。わたしがFold 5から7に乗り換えたときのような、「2世代分の進化」を一度に体験できるはずなので。

しばらくは今のFold 7を使い続けます。iPhoneの折りたたみが実際に出たら、そのときまた両方を見比べた話を書きたいと思います。

▶ 折りたたみを選ぶとき、OPPOと迷った話:OPPO Find N6を検討した話

▶ GalaxyとiPhone・Macの連携について:GalaxyでAirDrop互換が実現|Quick Shareの設定方法

▶ Galaxy以外も含めた折りたたみ市場全体の流れと買い時:折りたたみスマホは今が買い時?Galaxy Z Fold8登場で変わる狙い目と今後を考える

※ スペック・価格はSamsung公式サイトおよび各メディアの発表情報(2026年8月1日時点)を参照しています。製品画像はSamsung公式サイトより引用しました。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

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