MacBook Airで、何も困っていませんでした。
ブログを書くのも、本業の資料を作るのも、AIに手伝ってもらいながら全部MacBook Air 1台でこなしていました。ただ、ひとつだけ、ずっと引っかかっていたことがあります。
MacBookを閉じると、AIも止まってしまう。
正確に言うと、止まるのは「そのMacの中で、ファイルやアプリを操作しながら進めている作業」です。クラウド上で動くAIまで止まるわけではありません。
それが嫌で、2026年10月にMac mini(M6・メモリ24GB)を買いました。家に置きっぱなしにして、AIをずっと動かしておくためです。
先に正直に書いておくと、買って1週間たった今も、まだ悪戦苦闘しています。「これで完成」とは言えません。それでも、買ってよかったと思っています。この記事は、そんな途中経過の記録です。使い方が固まってきたら、少しずつ書き足していきます。

この記事でわかること
- MacBookを持っているのに、Mac miniを買った理由
- メモリを24GBにした理由(16GBでも32GBでもなく)
- 「AIの母艦」にするまでに、つまずいたこと
- 一緒にそろえたモニター・外付けSSD
- 聞きなれないカタカナ用語は、こりーぬくんが解説します
先に結論:まだ途中。でも、やれることの幅は確実に広がった
- 買った理由:MacBookを閉じると、MacBookの中で進めていたAIの作業が止まる。外からスマホで頼む先もない。それを解決したかった
- 選んだ構成:M6・メモリ24GB・SSD 512GB(購入時、Apple Storeで221,800円)
- 正直なところ:1週間たっても、外からつなぐ仕組みや、止まらないための設定に苦戦中
- それでも:いつでもAIに頼める「心強さ」はもう感じている。買ってよかった
なぜMacBookがあるのに、Mac miniを買ったのか
わたしは、ブログや本業の資料作りに、AIを毎日使っています。使っているのは「Claude Code(クロード・コード)」と「Codex(コーデックス)」という、パソコンの中で作業までしてくれるタイプのAIです。
ことば解説|Claude Code・Codex
チャットで答えるだけじゃなくて、パソコンの中のファイルを読んだり、資料を作ったり、作業そのものをやってくれるAIだよ。そのかわり、自分のパソコンの中で作業させているときは、そのパソコンが動いていないと作業が進まないんだ。クラウド上で動かす使い方もあるけど、この記事の話は「自分のMacで動かす」ほうだよ。
困っていたのは、まさにそこでした。
寝る前に頼んだのに、朝見たら止まっていた
夜、寝る前にAIに作業を頼んでおく。朝起きたら終わっているはず……が、止まっていてできていない。AIにはMacBookの中で作業させていたので、MacBookを閉じると、その作業も一緒に止まってしまうからです。
いちばん困ったのは、カフェで少し作業しようと思ってAIに頼み始めたのに、時間が来て途中で閉じなければいけないときでした。区切りのいいところまで待つか、あきらめて閉じるか。毎回それを選ぶのが、地味にストレスでした。
外からスマホで指示を出したかった
出先で「あれ、どうなってるかな」と確認したいことも増えていました。スマホからAIに指示できれば便利ですが、わたしが持っていたのはMacBook Airだけ。わたしの使い方では、MacBookを閉じていると、スマホから頼む先がありませんでした。
そこで、家に置きっぱなしにして、ずっと動かしておけるMacが欲しくなりました。それがMac miniです。自分の中では「AIの母艦(ぼかん)」と呼んでいます。
MacBookでも、電源やモニターをつないで、閉じたまま使う方法はあります。ただ、わたしはMacBookを持ち歩きたかったので、家に置きっぱなしにする1台を別に用意することにしました。

ブラックフライデーまで待たなかった理由
11月のブラックフライデーまで待てば、安くなっていたかもしれません。それでも10月18日にApple Storeで買ったのは、できるだけ早く、ずっと動いているAI環境を作りたかったからです。お届けは10月22〜24日の予定でしたが、実際には翌日の19日に届きました。
選んだ構成:M6・メモリ24GB・SSD 512GB

16GBでも32GBでもなく、24GBにした理由
今使っているMacBook Airのメモリは16GBです。これからAIをもっとフル稼働させるなら、16GBより余裕がほしい。それに、Mac miniではゲームなども遊んでみたいと思っていました。AIにも相談しながら、24GBに決めました。
本当は32GBにしたかったんです。ただ、ブログはまだ稼げていないので予算が合いませんでした。「自分はまだ、そのレベルにない」と判断して、24GBにしています。
なお、メモリを増やしても、ClaudeやCodexそのものが賢くなったり、答えが速くなったりするわけではありません。24GBは、アプリをたくさん同時に開いたときの余裕と、予算で選んだ構成です。16GBと比べて測ったわけでもありません。
ことば解説|メモリ(ユニファイドメモリ)
パソコンの「作業机の広さ」みたいなもの。広いほど、たくさんのアプリを同時に広げても散らからない。Macはこれを後から増やせないから、買うときに決めるのが大事なんだ。
下のリンク先は、メモリ16GB/SSD 512GBのモデルです。わたしが買ったメモリ24GBの構成とは違うので注意してください(24GBはApple Storeで選べます)。
一緒にそろえたもの
Mac miniには画面もキーボードもついていません。母艦にするために、まわりもそろえました。
| もの | 購入時の価格 | 役割 |
|---|---|---|
| JAPANNEXT JN-IPS275K-HSPC9(27インチ5Kモニター) | 75,436円 | Mac miniの画面。文字がくっきり見える5K |
| キオクシア ポータブルSSD 1TB | 28,280円 | 512GBで足りない分の「データ倉庫」 |
| CIO Polaris CUBE DESK(卓上の電源タップ) | 福袋 | Mac miniの隣で、スマホやイヤホンを充電(コンセント3口+USB 3口) |
モニターと外付けSSDは、それぞれ別の記事でくわしく書く予定です。

「AIの母艦」にするまでに、つまずいたこと
ここからが、この1週間のいちばん正直な話です。Mac miniが届いた10月19日から、思っていた以上にうまくいきませんでした。テイルスケールだ、SSHだと、聞きなれない言葉に振り回されて、ブログも止まりました。
つまずき1:家のMac miniに、外からつなぐ
MacBookや出先からMac miniを管理できるように、家の外からMac miniに入れる道を作ろうとしました。ここで出てきたのが「Tailscale」と「SSH」でした。
ことば解説|Tailscale(テイルスケール)
自分のMacやiPhoneだけを、ネットの上で「同じ家の中にいるみたいに」つなぐアプリ。これを入れておくと、外出先からでも家のMac miniが見つかるようになるよ。
ことば解説|SSH(エスエスエイチ)
別のパソコンから、Mac miniを文字の命令で安全に操作するための仕組み。画面を見なくても、MacBookからMac miniに「これやって」と頼めるようになるんだ。
結果として、MacBook AirとMac mini、iPhoneの3台を同じネットワークにつなぐところまではできました。MacBookからはMac miniに入れるようになっています。ただ、ここまでたどり着くのに数日かかりました。
あとで整理してわかったのですが、これは「Macを管理するための道」です。次に出てくる、スマホからClaudeに頼む「リモートコントロール」とは別の仕組みで、リモートコントロールを使うためにTailscaleやSSHが必要なわけではありません。わたしは、両方を使えるようにしました。
つまずき2:朝になると、スマホからの操作が切れている
Claude Codeには、スマホから操作できる「リモートコントロール」という機能があります。これでiPhoneからMac miniのAIに指示を出したかったのですが、朝MacBookを開くたびに、つながりが切れていました。
ことば解説|リモートコントロール
Mac miniで動いているAIの作業を、スマホのアプリから見たり、続きを頼んだりできる機能。母艦計画のいちばんの目的がこれなんだ。
調べてみると、わたしの環境では、原因はMac miniのスリープではなさそうでした。Claudeのアプリが自動でアップデートして再起動したあと、つながりが戻らないことがあったのです。毎回そうなるのか、どんな条件で戻らないのかは、まだ確かめきれていません。ここはまだ、解決の途中です。

つまずき3:出先で見たら、Mac miniが止まっていた
ある日、出先から確認したら、Mac miniにつながりません。家に帰って調べると、昼前に電源が落ちたとみられ、そのあと自動で起動したもののパスワードの入力画面で止まったままになっていました。
ことば解説|FileVault(ファイルボルト)
Macの中身を暗号化して守る機能。安全なかわりに、電源が入り直したときは人がパスワードを入れるまでMacが先に進まないんだ。ずっと動かしたいMac miniだと、ここが落とし穴になることがあるよ。
調べてわかったのは、「電源が落ちないようにすること」と「落ちたあと、元の状態に戻ること」は別の問題だということです。停電に備える電源装置(UPS)は、電源が落ちるのを防ぐのには役立ちます。でも、再起動したあとにAIの作業まで元に戻してくれるわけではありません。
かといって、「自動でログインする設定にすればいい」という話でもありませんでした。FileVaultをオンにしたままだと、ふつうの自動ログインは使えないからです。安全性を下げてまで止まらないことを優先するのか、も含めて、どうするかはまだ検討中です。
本当に、自分はパソコン音痴なんじゃないかと思うくらい、うまくいかない1週間でした。
いまの使い方と、これからやりたいこと
いま頼んでいる作業は、ブログや本業の資料作りが中心で、MacBookのころと大きくは変わっていません。
それでも、ずっと動いているAIがあると、「いつでも頼める」という心強さがあります。これからは、これまで時間がかかってすき間に頼めなかった作業も任せていきたいと思っています。
- ショート動画づくり
- 音楽づくり
- アプリ開発
あとは、自分が使いこなすだけです。
AI用にMac miniを買うのは、こんな人に向いている
向いている人
- AIに、時間のかかる作業をまとめて任せたい人
- 外出先からも、AIに指示を出したい人
- すでにMacBookを持っていて、「閉じると止まる」が気になっている人
まだ待ったほうがいい人
- AIはたまにチャットで使うだけ、という人(MacBookで十分です)
- 設定に時間をかけたくない人(わたしは1週間たっても試行錯誤中です)
まとめ:完成ではないけど、買ってよかった
- MacBookを閉じると、MacBookの中で進めていたAIの作業が止まる。それを解決したくて、Mac mini(M6・24GB)を買った
- 外からつなぐ仕組みや、止まらないための設定は、まだ試行錯誤中
- やってみてわかったのは、「ずっと動かしておく」「外から頼む」「再起動したあとに元に戻す」は、それぞれ別々に考える必要があったということ
- それでも、やりたいこと・やってみたいことの幅は確実に広がった
買って1週間。まだ本領は引き出せていませんが、買ってよかったと思っています。使い方が固まったら、この記事に書き足していきます。
AIに毎日どんなことを頼んでいるかは、こちらにも書いています。
ObsidianをClaude CodeとCodexの「第二の脳」に|AIの引き継ぎを整理した実例




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